【FIREへの近道】パートナー説得の秘策
「3万円の高級ヘアケア用品」AB&Companyの株主優待が最強すぎる話
1.そもそもAB&Companyってどんな会社?
36歳セミリタイアを目指す私のポートフォリオで、**【彩り】と【昇り】**の両方を担ってくれているのが、**AB&Company(9251)**です。
AB&Companyは国内最大級の美容室チェーン**「Agu.グループ」**を運営している会社です。
独自の「スタイリストファースト」な仕組みで、美容師さんがフリーランスとして働きやすい環境を作り、全国に1,000店舗以上を爆速で展開しています。美容業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)を牽引する、勢いのある企業です。とはいえ、私自身は、髪を自分で切る独自の節約スタイルなので、利用したことはありませんが・・・
私の住む近隣にある店舗を調べた感じ、大きめの駅近にある店舗が多く、全体的に好立地な印象です。
2.高配当・増配株としての魅力とリスク
以前は優待メインのイメージが強かった同社ですが、近年は**「高配当株」**としての存在感も抜群です。
- 積極的な増配: 2025〜2026年にかけて配当性向を意識した大幅な増配に踏み切っており、利回りは4〜5%を推移。配当金が2倍になったことで、株価も一気に上昇しました。
- 将来性: 美容業界は人手不足が深刻ですが、同社は「採用力」が強いため、他社が苦戦する中でシェアを伸ばし続けています。
まさに、私の戦略である**「【昇り】の増配投資」**に合致する、頼もしい銘柄です。我が家の場合は、700株保有なので、2026年3月上旬時点で、配当金は60×700で42,000円(税引前でおよそ利回り4.7%)ももらえます。優待品3万と合わせて、約7万円です。
とはいえ、総合利回りの異常な高さも踏まえ、リスクももちろんあります。神配当&優待で放置されているあたりも、リスクを慎重に検討している人の多さが伺えます。私は以下の2点を心配しつつも、優待が魅力的すぎて投資の判断をしています。
①美容師業界は素人が思う以上に厳しい
ニュースでもよく見ますが、美容院の閉店数も多いようです。参入障壁もそう高いわけではなく、小さな美容院があちこちに開業していきます。価格競争が起こり、安くなっていくことは消費者としては嬉しいことですが、美容院側としては経営の難易度が上がります。
②社会保険の制度の将来性
AB&Companyでは、美容師さんがフリーランスとして働くという点と、社会保険制度の変更が大きなポイントです。美容師さんがフリーランスとして働くことには、企業側と美容師側で双方にメリット・デメリットがあります。企業側の最大のメリットは、社会保険料の会社負担を減らすことができる点だと思います。ここが制度変更により、美容師さんたちの社会保険への加入義務が発生する可能性があります。
結果的に、美容師さんの待遇が改善されることはとても良いことだと思っています。しかし、その分、企業側の負担が増えます。結果として、減配や優待改悪の可能性もあります。とはいえ、従業員を大切にしない企業に将来性はないので、株主として複雑な気持ちです。美容師さんもお客さんも株主もみんなニッコリになっていくことを信じるのみです。私としては、優待投資のつもりで利回りが低い頃から保有しているので、多少減配してでも、優待の魅力さえ維持してもらえれば十分と考え、保有し続けます。
3.優待制度の概略
ここの優待は、自社オンラインストアで使える「クーポン券」です。2026年現在、以下のような内容になっています。
- 100株以上:7,000円分の券(1万円以上から使用可)
- 200株以上:10,000円分の券
- 500株以上:20,000円分の券
- 600株以上:20,000円分の券、もしくはオリジナルドライヤー
美容室クオリティのシャンプーやトリートメント、ヘアオイルなどが実質無料で手に入る、非常に実利の高い優待です。配当金も同時にもらえるので、お金はかかりますが100株保有も良いと思います。私は、無料でもらえるという感情面での満足度から、200株保有が一番だと思っています。が、妻の喜びのため、私が500株、妻が200株保有という状態です。券の併用や分割使用はできないので、1万円の購入と2万円の購入に分ける必要があるので、その点は注意が必要です。
また、同一の単品商品を複数購入する場合は、3点までというルールがあります。優待限定の商品もあったのですが、私が専用サイトを見た時にはすでに完売でした。妻もこの商品を欲しがったので、この点は悔しいところです。次に買う時は、優待が届いた日に注文したいところです。
このクーポンの使用を想定してか、1万円の優待セットも用意されています。女性のヘアケアのことはさっぱりわからないので、夫的にはこれ選んでおけばOKとか思っちゃいます。

これは一部抜粋ですが、優待の一覧がA3の紙にまとまってます。
4.今回の我が家のチョイス
今回は、妻の200株(1万円分)と、私の500株(2万円分)を合わせて、合計3万円分の優待品を引き換えました。

3万円分となると、まさに圧巻のボリュームです。(本当は、欲しかったやつが売り切れで、31,800円分の買い物になりました。不足額1,800円は同時にもらえた配当金42,000円(税引前)から出している、というマインドです。
上記の優待セットAとB、単品商品4つです。
5.FIRE界隈「最後の壁」はパートナーの説得
FIRE(セミリタイア)を目指す上で、最大の難所は「家族の理解」ではないでしょうか。
私もかつては悩める一人でした。妻は当初、投資に全く興味がなく、自分の資産額すら把握していないタイプ。セミリタイアのプレゼンをしても「非現実的」と一蹴され、一人でコツコツ種銭を貯める日々が続きました。
そんな妻の心を動かしたのは、理屈ではなく**「投資がもたらす生活の彩り」**でした。
配当金でちょっと良いスイーツを買って帰ったり、カタログギフトを一緒に選んだり。そして極めつけが、今回のAB&Companyの優待だったのです。
「このヘアケア用品、好きなもの選んでいいよ」
「へー。置いといて」
(翌日)
「これ、いくら分までいいの?」

「あー、いくらでもいいけど3万円分まではタダ」
「3万!?」
この時の、妻の驚いた顔、そしてルンルンで選ぶ姿。
この届いた高級コンディショナーやヘアオイルをダバダバ使っちゃってますが、喜んでいるのでそれで十分です。AB&Company様、ありがとう。
今では、妻も自分のNISA口座を持ち、一緒に自分らしい生き方に向け資産形成に協力してくれるようになりました。
6.まとめ:スポーツは力説するより「楽しんで」もらうのが先
よほど髪にこだわりのある人でない限り、500mlで1800円するシャンプーなんて買わないでしょう。庶民が薬局で買うのは500mlで400円〜600円程度のものでしょう。100mlで3,800円するヘアオイルなんて、我が家はドンキのヘアオイルが全て売り切れない限り買わないでしょう。
でも、それが「優待」という形で届くと、妻はダバダバと贅沢に使い、楽しそうにしています。
投資の合理的最適解は「インデックスの積立」でしょう。でも、投資の目的ってなんでしょうか。私は幸せに生きる手段の一部だと思っています。インデックス資産が潤沢に積み上がる前に、パートナーを説得する前に、「まずは投資を家族で楽しんで」みてはいかがでしょうか。
「妻が投資に理解を示してくれない……」と悩んでいる皆さん。
まずは、妻が最高に喜ぶ「実益のある優待」から始めてみるのはいかがでしょうか?
私は高級スイーツやフルーツがもらえるカタログギフトも大好きです。

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