【昇りの投資】 増配株投資

**「増配株は出世オートモード」**

「子どもの成長に合わせて、生活費は年々増加する。給料も上がらないし、本当に大丈夫なのか?」

「住宅の維持コストや、子どもの教育資金。大きなお金が必要になる時はやってくる。その時に暴落が来ていたら、どうしよう。」

 投資を続け、お金の勉強をしていると、何度もこの不安が頭をよぎります。セミリタイアすると、昇給というのはなかなか難しいかもしれません。副業の爆発力はあったとしても、楽観的に昇給を想定すべきではないと思います。昨今の金利上昇や物価上昇に対しての不安もあり、そんな社会だからこそ、私のセミリタイア戦略のメインであるのが、この【昇りの投資】増配株投資です。高配当株には、増配という最強の武器があります。持ち株の全てとは言えませんが、ポートフォリオ全体として増配により自動で配当金が毎年増えています。

これはまるで「年々勝手に昇給していくようなもの」ということで、私は「出世オートモード」と名付けました。年々昇給額も増えていくので、そこも増配株投資の魅力です。

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 このサイトでは、私「投資家エト」が、配当金 月20万円をあと3年で達成し、セミリタイアして、仕事も子育ても自分の生活や老後も全て欲張りに取っていくことを目標にしています。

 本サイトは私の自己満足であり、記録であり、セミリタイアまでのモチベーションですが、以下のような人の参考になれば幸いです。

・仕事で忙しいが、本当は家族との時間を大切にしたい人

・本当はやりたい仕事があるけれど、賃金の低さや不安定さからチャレンジできていない人

・老後が不安な人

・配当金を自由に使うという生活に憧れがある人

・若手社会人だが、将来的には労働強度を落とし、子育てにしっかり時間を取りたい人

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セミリタイアこそ、高配当株投資

【護りの投資】でも述べていますが、資産の最大化を図るのであれば、インデックス投資の方が合理的です。それでも高配当株投資をメイン戦略としています。主な理由は以下の2点です。

 ・暴落に怯えなくてよい。

 ・増配のパワーは、昇給を軽く凌駕する。

順に解説します。

高配当株は暴落に怯えない

 暴落で資産が減るのは、インデックスも高配当株も変わりませんが、インデックスの場合は減った状態での取り崩しがとんでもないストレスです。数日で数百万円落ちることもあります。それに対して、高配当株は、一時的に評価額が大きく落ちることがあっても、配当金がポートフォリオ全体でガクッと落ちることはそうそうありません。多少減配する銘柄が出てくる可能性は十分にありますが、持ち続けているうちに回復する可能性も十分にあります。いずれにせよ、しっかりと分散の効いたポートフォリオを構築しておけば、インデックスほどのダメージはありません。株価を気にしなくても良いことは何よりも、ストレスフリーです。むしろ暴落は、優良高配当株を買い増すチャンスでもあるので、むしろテンションがあがります。

 一方、インデックス投資一本であれば、この暴落対策に数年分の現金を持っておくことになります。大金をもっていると、使いたくなってしまうのが人間の感情的な部分です。少なくとも私は誘惑に負けます。合理的判断100%でいられる自信がある人は、インデックス+現金が最強かもしれません。

増配株の破壊力

 高配当株は、持っているうちに、増配されることがあります。増配とは、配当金が増えることです。もちろん、その銘柄の業績が良くないと増配はしませんし、世界はインフレするとはいえ、成長にはいつか限界がくるので、永遠に右肩上がりで増配し続けるというのも難しいかもしれません。ただ、私の保有する銘柄は基本的に10年間の平均値でも中央値でも10%以上の増配率をもっているものばかりです。ということは、例えば、100万円の年間配当があったとすると、以下のようなイメージで増配します。

 1年目  100万

 2年目  110万

 3年目  121万

 4年目  133万

 5年目  146万

 6年目  160万

 7年目  176万

 8年目  193万

 9年目  212万

 10年目  233万

インデックス投資の取り崩しにおいて、年々取り崩し額を増やしていくことは、年々資産が爆増するような相場に恵まれていれば良いのかもしれませんが、そんな相場がずっと続くはずがありません。必ず30年、40年とセミリタイア生活を続けるつもりであれば、必ず何度も暴落を経験するはずです。勝手に増配するほうが、嬉しくもありストレスフリーです。

 日々の生活費を稼いでくれる高配当株。毎年勝手にポートフォリオは増配をして、昇給までしてきます。2025年は、前年プラス10万円ちょっと増配しました。年収10万のアップとは、そう簡単なことではないと思っています。

増配はまさに「出世オートモード」です。

銘柄選定の基準

①何よりも増配が期待できることが大切

 どこまで資産が伸びようとも私は所詮素人です。銘柄分析でプロには勝てません。そこで私が最も重視するのは増配実績です。過去10年間の増配率を見ます。業種などにもよりますが、基本的には中央値も平均値もともに10%以上は欲しいところです。細かい指標の良し悪しは、多少勉強こそしましたが、偉そうに解説できるほどのレベルではありません。ただ、着実に増配を重ねている企業であれば、優秀であるに違いない。いや、優秀だからこそそういう実績なのである。と、考えています。

 特に、累進配当(毎年配当金を減らさない)を宣言している銘柄は積極的に保有したいところです。

②もちろん利回りも大切

 利回りと増配期待は総合判断ですが、欲しい銘柄であっても利回りが低ければ、それは買い時ではありません。欲しい銘柄なんていくらでもあるので、利回りが低いものは監視し続け我慢です。

 とはいえ、利回りが高すぎるのも注意が必要です。罠銘柄などと呼ばれますが、利回りが高いものの中には、悪材料があって、急速に売られ、利回りが高騰しているケースなどがあります。買ったはいいが、すぐに減配されたり、最悪の場合無配となっては意味がありません。最低限の指標の見方の勉強は必須といえるでしょう。

③業種の分散

 日本の株式は、33の業種に分かれます。株価や将来性は、金利や為替、物価、人口推移、世界情勢など一般人の脳では到底予測しえないレベルで動きます。ここ数年の動きだけで言えば、商社株や銀行株に全振りしていれば大儲けでしたが、結果論でしかありません。急落するシナリオもあったことでしょう。大儲けするためには集中投資が一番ですが、着実にセミリタイアを目指す私には分散が重要です。新規銘柄を買い足す際は、①②も重要ではありますが、あまり業種が偏りすぎないように注意しています。

 例えば、昨今、インフレと金利上昇が厳しい時代になってきました。当然、持ち株の中では銀行株を筆頭に、爆益状態です。とはいえ、この流れがいつ終わるかわかりません。その時伸びている株に飛びついてばかりいると、高値づかみのリスクもあります。短期中期で腕の良い投資家の人は、「どこで利確するか」「次伸びる業種はなにか」の判断のセンスが抜群です。私のようなエセ投資家には、勝ち続けるのは不可能と呼べるでしょう。なので、1業種への投資比率が高くなりすぎないようにすることが大切です。私は様々な書籍やYoutuberさんを参考に、1業種15%以内を目安にしています。

新NISAとの相性

①NISAで買うメリット

 結論から言って、高配当株というより、増配株は新NISAと相性バツグンです。

 NISAでは、配当金も非課税となります。本来配当金は2割が税金として引かれます。これが非課税になるメリットは大きいです。例えば高配当株投資を頑張ってきて、3000万円を投資し、年間配当金が100万円まで到達したと仮定しましょう。通常であれば、配当金は税金で20万円程度引かれます。大きいですね。NISAで投資していれば、100万円丸々受け取ることができます。さらに、この非課税メリットは「増配にも適用」されます。年間の増配率が7〜10%程度の銘柄を集めておけば、10年程度で配当金は2倍以上になります。当然、ここにも税金がかかるわけですが、NISAで投資しておけば、受け取る資金の伸び方もどんどん増えていきます。私はこの『増配株×新NISA』の最強タッグで、家族の生活費はもちろん、子どもの学費や老後資金も大部分が賄えると考えています。子どもの大学進学までも、15年程度あるので、増配の恩恵もたっぷりと受けられるはずです。なんとなくiDeCoもやってはいますが、本当に必要なのか?と聞かれると自信が持てません。NISA優先で良いと思います。

②NISAで買うデメリット

 実はNISAで増配株投資をすることには、デメリットもあります。正確には、インデックス投資に劣る点があります。この点から考えてもやはりインデックス投資は優秀です。増配株と新NISAの相性がSランクだとすれば、インデックスと新NISAの相性はSSランクであると言わざるを得ないでしょう。

 それは、再投資の資金効率です。高配当株であれば配当金を再投資して、複利のように利益を増やしていくことができます。この場合は、新たに投資をするので、当然NISA枠を使います。一方、インデックス投資であれば、配当金にあたる部分はファンド内で自動で再投資されます。新規に投資をするわけではないので、NISA枠を消費しません。NISAの枠には上限があるので、資金の最大化を目指した場合、ここはとてつもなく大きなポイントです。高配当株であれば、NISA成長投資枠の上限は1200万ですが、インデックス投資であればファンド内再投資により、枠は無限と捉えることができます。

 積立投資枠はインデックスを買うしかないので、私もそうしています。成長投資枠の使い方は、その人の戦略や目的次第だと思います。私は高配当株と、米国ETFを買っていますが、積立投資枠と同じものを買っている人も多いです。おそらくインデックス一本という人の中には、このデメリットを重視している人も多いのではないかと思います。

まとめ

 お読みいただきありがとうございました。

増配株投資は、長期で見ると夢があります。毎年の決算期で、増配発表を見ると嬉しくなります。不労所得である配当収入が、自動で出世・昇給していくようなものです。このことから私は増配株投資を【昇りの投資】と位置づけています。

途中でも触れていますが、私はインデックス投資の方が優秀であると考えていますが、戦略と性格上、極めて感情的な理由で高配当株をメイン戦略として選択しています。どっちにしようか迷われている方や、これから投資を始めていこうとしてる方、セミリタイアを目指している方などの参考になると嬉しいです。

 参考になった、他の戦術も気になる、という方は、以下の記事もお読みいただければ幸いです。まだ書いていない記事もありますが、将来的にはリンクを設定していきたいと思っています。

・36歳でセミリタイアを達成する【エト式4刀流投資術】

・【護りの投資】 インデックス投資

・【実りの投資】 持ち株の収穫

・【彩りの投資】 優待投資

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