『今回のテーマ』
今回は「そもそも「あと3年で達成できるのか」のシミュレーションを紹介していきます。どうしても長くなってしまうので、以下の全4回シリーズでまとめていきます。
- なぜあと3年と決めたのか
- なぜ配当金月20万円を目標としているのか
- セミリタイアまでの今とこれまで
- セミリタイアまでのシミュレーション
本記事は『4.セミリタイアまでのシミュレーション』についてです。以下は、後々リンクにしていきたいなぁと構想中です。
『1.なぜあと3年と決めたのか』はこちら
『2.なぜ配当金月20万円を目標としているのか』はこちら
『3.セミリタイアまでの今とこれまで』はこちら
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このサイトでは、私「投資家エト」が、配当金月20万円をあと3年で達成し、セミリタイアして「仕事・子育て・自分の生活・老後」のすべてを欲張りに手に入れることを目標に発信しています。
本サイトは私の記録であり、モチベーション維持のための場所ですが、以下のような方の参考になれば幸いです。
- 仕事で忙しいが、本当は家族との時間を大切にしたい
- 別の仕事に挑戦したいが、収入面で踏み切れない
- 老後のお金に不安がある
- 「配当金で暮らす」という生活に憧れがある
- 若手だが、将来は労働強度を落として子育てに専念したい
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それでは早速、いきましょう。
3.セミリタイアまでのシミュレーション
シミュレーションの条件
本当にあと3年でセミリタイアに踏み切って大丈夫なのか?
ということで、皮算用的なところもありますが、シミュレーションしていきたいと思います。シミュレーションの条件は以下の通りとします。
- 高配当ポートフォリオをある程度守った状態で子どもの大学費用が終わればクリア
- 副業は成功するとも限らないので、今回は0円で計算
- 労働収入は夫婦で220万前後を想定
- 年間の赤字額は、「退職金、現金、投資信託の売却」で補う
- 質素倹約すぎる生活は妻や子にさせない。そのための+α費を確保する
- 主な大きな出費として住宅維持コストと子どもの学費を計上
- 配当金のポートフォリオとしての増配率を7%と仮定(現在は10%前後)
- 想定通り増配すると、ある程度のところで、収支が+になるが、+になった分は、学費として現金でとっておく想定
- セミリタイア後は追加投資をしない
- 残金や投資信託は、その他にかかる家電の買い替えなども予測されるため、尽きてはならない。便宜上、1000万を敗北ラインとする
条件補足
2.副業
何をするかさえ全く未定です。何となく「せどり」か「ライティング」か「ハンドメイド」が合うかなぁとも思っています。しかし、最近は生成AIの進化も凄まじいので、副業のニーズや流行も変化しているような気もします。シミュレーション上は0円想定ですが、ずっと0円ということはないでしょう。稼げた分は、外食や優待株に当てられれば・・・
3.労働収入
セミリタイア後の労働収入については、アテがないわけではありません。現在の仕事には、時間制で働く、いわゆる非正規の方がいます。人手不足の業界なので、常に人が足りない状態で、彼らの収入は、手取りで年間120〜170万ほどのようです。ここから少し低く見積もり、二人で220万という想定としました。一応、社会保険や税金のこともあり、シミュレーション上の出費はこの金額は別で想定しています。そのため、労働収入は二人で220万と仮定していますが、実際は300万くらいになるかな・・・なったらかなり楽になるなぁ・・・とも思っています。
妻はというと、この仕事よりも、カフェ店員などやってみたいようですし、違う仕事につくこともあるかもしれません。
4.赤字の補い方
増配が続いていかないと収入は増えません。まして、退職直後は税金と社会保険料の支払いが重たいです。これらの一部は前年度所得が計算に使われるからです。
そのため、退職金や生活防衛資金としての現金もありますが、特に退職金はこの支払いに使われるので、あってないようなものかなぁと考えています。また、高配当株ポートフォリオを守っていくことを優先にしているので、それでも足りない資金は投資信託を売却します。実際はその時の相場から考え、どこからお金を出すか判断をすることになります。やはり、こうして売却を考えると慎重になってしまう性格上、インデックス投資の定期売却は私に不向きだと実感できます。
6.住宅維持コストと学費
大きな出費や生活費の上昇もありますが、避けられないものとして、以下の2点を想定しています。家電の買い替えなどは、ある前提で資金余力は持たせていますが、いつ訪れるかわからないので、除外しています。
◎住宅コスト:5年毎のシロアリ対策20万、10年毎の外壁塗装100万
◎学費:高校生は年間70万、大学生は年間200万と仮定
7.配当金の増配率は7%
ここ数年の私のポートフォリオの増配率は10%程度あります。とはいえ、これは昨今の相場の恵まれ方や、インフレ、円安、株主還元姿勢の強化など、様々な要因があります。ずっと10%増配が続く銘柄ばかりではないでしょう。今後も波があるとして、7%と設定しました。
10.シミュレーション上の余力は1000万
シミュレーションの時点でギリギリの計画というのは、リスクが非常に高いと感じます。想定外に稼げてしまうケースもありますが、想定外の出費がかさむ可能性のほうが高いでしょう。そのため、シミュレーションの時点で、余力が1000万はないと安心できないなぁと感じました。
最終的なセミリタイアに踏み切る判断をする時点でも再度シミュレーションを行い、このくらいの幅は持たせたいものです。現実では、ここから家電の買い替えやレジャー費の高騰、などなど何が起こるかわかりません。
シミュレーション表
以上の前提で作成したシミュレーションが以下のものです。
| 年 | 親 | 子1 | 子2 | 年間 生活費 | 労働収入 | 児童手当 | 年間配当 | 生活費 不足額 | 余剰金残金 | 投資信託取崩額 | 投資信託 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026 | 34 | 4 | 2 | ¥5,000,000 | ¥8,300,000 | ¥300,000 | ¥1,300,000 | ¥7,000,000 | |||
| 2027 | 35 | 5 | 3 | ¥5,000,000 | ¥8,500,000 | ¥300,000 | ¥1,478,500 | ¥9,750,000 | |||
| 2028 | 36 | 6 | 4 | ¥5,200,000 | ¥8,700,000 | ¥240,000 | ¥1,682,743 | ¥3,000,000 | ¥12,637,500 | ||
| 2029 | 37 | 7 | 5 | ¥7,000,000 | ¥2,200,000 | ¥240,000 | ¥1,906,330 | ¥2,653,670 | ¥346,330 | ¥0 | ¥13,269,375 |
| 2030 | 38 | 8 | 6 | ¥5,000,000 | ¥2,200,000 | ¥240,000 | ¥2,039,774 | ¥520,226 | ¥0 | ¥173,896 | ¥13,758,948 |
| 2031 | 39 | 9 | 7 | ¥5,000,000 | ¥2,200,000 | ¥240,000 | ¥2,182,558 | ¥377,442 | ¥0 | ¥377,442 | ¥14,069,453 |
| 2032 | 40 | 10 | 8 | ¥5,120,000 | ¥2,200,000 | ¥240,000 | ¥2,335,337 | ¥344,663 | ¥0 | ¥344,663 | ¥14,428,262 |
| 2033 | 41 | 11 | 9 | ¥6,320,000 | ¥2,200,000 | ¥240,000 | ¥2,498,810 | ¥1,381,190 | ¥0 | ¥1,381,190 | ¥13,768,486 |
| 2034 | 42 | 12 | 10 | ¥5,120,000 | ¥2,200,000 | ¥240,000 | ¥2,673,727 | ¥6,273 | ¥0 | ¥6,273 | ¥14,450,637 |
| 2035 | 43 | 13 | 11 | ¥5,120,000 | ¥2,200,000 | ¥240,000 | ¥2,860,888 | ¥0 | ¥180,888 | ¥0 | ¥15,173,169 |
| 2036 | 44 | 14 | 12 | ¥5,120,000 | ¥2,200,000 | ¥240,000 | ¥3,061,150 | ¥0 | ¥562,038 | ¥0 | ¥15,931,828 |
| 2037 | 45 | 15 | 13 | ¥5,120,000 | ¥2,200,000 | ¥240,000 | ¥3,275,431 | ¥0 | ¥1,157,469 | ¥0 | ¥16,728,419 |
| 2038 | 46 | 16 | 14 | ¥6,020,000 | ¥2,200,000 | ¥240,000 | ¥3,504,711 | ¥75,289 | ¥1,082,180 | ¥0 | ¥17,564,840 |
| 2039 | 47 | 17 | 15 | ¥5,820,000 | ¥2,200,000 | ¥240,000 | ¥3,750,041 | ¥0 | ¥1,452,220 | ¥0 | ¥18,443,082 |
| 2040 | 48 | 18 | 16 | ¥6,520,000 | ¥2,200,000 | ¥240,000 | ¥4,012,543 | ¥67,457 | ¥1,384,764 | ¥0 | ¥19,365,236 |
| 2041 | 49 | 19 | 17 | ¥7,820,000 | ¥2,200,000 | ¥120,000 | ¥4,293,421 | ¥1,206,579 | ¥178,185 | ¥0 | ¥20,333,498 |
| 2042 | 50 | 20 | 18 | ¥7,820,000 | ¥2,200,000 | ¥120,000 | ¥4,593,961 | ¥906,039 | ¥0 | ¥727,854 | ¥20,622,319 |
| 2043 | 51 | 21 | 19 | ¥10,320,000 | ¥2,200,000 | ¥4,915,538 | ¥3,204,462 | ¥0 | ¥3,204,462 | ¥18,448,973 | |
| 2044 | 52 | 22 | 20 | ¥9,120,000 | ¥2,200,000 | ¥5,259,626 | ¥1,660,374 | ¥0 | ¥1,660,374 | ¥17,711,047 | |
| 2045 | 53 | 23 | 21 | ¥7,120,000 | ¥2,200,000 | ¥5,627,800 | ¥0 | ¥707,800 | ¥0 | ¥18,596,600 | |
| 2046 | 54 | 24 | 22 | ¥7,120,000 | ¥2,200,000 | ¥6,021,746 | ¥0 | ¥1,809,545 | ¥0 | ¥19,526,430 | |
| 2047 | 55 | 25 | 23 | ¥5,120,000 | ¥2,200,000 | ¥6,443,268 | ¥0 | ¥5,332,813 | ¥0 | ¥20,502,751 | |
| 2048 | 56 | 26 | 24 | ¥5,320,000 | ¥2,200,000 | ¥6,894,297 | ¥0 | ¥9,107,110 | ¥0 | ¥21,527,889 | |
| 2049 | 57 | 27 | 25 | ¥5,120,000 | ¥2,200,000 | ¥7,376,897 | ¥0 | ¥13,564,007 | ¥0 | ¥22,604,283 | |
| 2050 | 58 | 28 | 26 | ¥5,120,000 | ¥2,200,000 | ¥7,893,280 | ¥0 | ¥18,537,287 | ¥0 | ¥23,734,497 | |
| 2051 | 59 | 29 | 27 | ¥5,120,000 | ¥2,200,000 | ¥8,445,810 | ¥0 | ¥24,063,097 | ¥0 | ¥24,921,222 |
シミュレーション分析
赤字のところが、収支がマイナスになり、投資信託の売却を必要とする場所になります。そうなると、配当がまだ240万に育っていない時期(子どもが小学校の時代)に200万以上の取り崩しは想定しなければなりません。このタイミングの家の外壁塗装も痛手ですね。しかし、ここを乗り切れば、余剰資金が積み上がり、大学費用終盤までは黒字です。
副業の成功度合いや、車や家電の買い替えなど、想定していない大きな出費がどの程度までかさむかにもよりますが、このシミュレーション上は、投資信託が下の子の大学卒業時でも2000万近く残ります。さらに年間配当が600万となっているので、まぁ、このタイミングや、ここまでのめどがたった時点で労働強度はさらに落とすのもありでしょう。そこまでにブーストをかけたり、遊ぶお金を増やすためや、想定外の出費がかさんだ場合は子どもの小学校中期以降で仕事を増やすのもありでしょう。
いずれにせよ、この条件下であれば、そんなに無理がない設定です。もちろん、想像以上にお金がかかることや、金融所得課税の増税など、ダメージが大きい出来事もありうるので、メリハリのつけた節約や、副業の努力、労働時間の調整も必要なことでしょう。セミリタイアをする時の覚悟として、最悪の自体の前には労働時間を増やすことも想定しなければなりません。セミリタイア失敗や、結果ただの転職、とならないようにがんばらなければなりませんが、がんばった結果、「これ普通に働いていたほうが家族との時間あったじゃん」となったら本末転倒です。
しかし、やはり、子育て中心の生活を送るためのセミリタイアを決断するならば、これ以上の先送りはしてられません。あと3年でなく、7〜8年働けば、リスクはかなり減りますが、そこまで待てない、というのが現状です。
まとめ
正直、もう少し働いて、時間的豊かさと金銭的豊かさのバランスをもう少し金銭よりにしようか悩んでいる節もあります。現状、2029年4月のセミリタイアを目標としていますが、2028年の夏までには本当にこのタイミングで踏み切るのか、もう数年フルタイムを続けるべきなのか最終判断をしていくことになるでしょう。
家族との時間を含め、心の豊かさを求めがんばっています。フルタイム勤務を数年間伸ばし、その分の金銭的豊かさでもって、優待株を増やしたり、旅行へ出かけたりすることもきっと総合的な豊かさにつながると思います。
セミリタイアを目指した理由や目的を見失わないようにしつつ、資産を積み上げていきたいものです。
全4回シリーズで紹介しました。私のセミリタイアに向けての計画や考え方を紹介しました。本記事からお読みになった方がいらっしゃいましたら、ぜひ過去の記事もお読みいただければ幸いです。
ありがとうございました。
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『1.なぜあと3年と決めたのか』はこちら
『2.なぜ配当金月20万円を目標としているのか』はこちら
『3.セミリタイアまでの今とこれまで』はこちら

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